モノづくりを行う工場や事業所にとって、電力や熱は欠かすことのできないエネルギーです。
自家発電設備は、単に電気をつくる設備というだけでなく、生産プロセスと一体となって活用されている点に特徴があります。工場では、生産の過程で発生するガスや液体などの副産物をエネルギーとして回収・再利用しています。また、電力とともに必要な蒸気などの熱エネルギーも同時に供給しています。こうしたエネルギーの効率的な利用により、自家発電設備の大半を占める火力発電設備の
総合熱効率は57%
に達します。
また、燃料を必要とせず、二酸化炭素を排出しない水力発電設備も有しており、地球温暖化防止に貢献しています。
このような高効率なエネルギー利用と環境負荷低減への取組を通じて、自家発電設備はわが国の産業の発展に寄与し続けています。
自家発電火力プラントのエネルギーバランス
会員企業保有発電設備平均エネルギーバランス(令和6年度実績)
自家発電火力プラントで活用されている回収エネルギー
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回収エネルギーの有効利用
自家発電に使用する燃料、つまりインプットエネルギーを見ると、実に28%近くが生産プロセスから回収されたエネルギーで、その量は原油換算で約810万kLにも達します。
主な回収エネルギーは木材パルプ製造工程から出る黒液や、鉄鋼・化学 プロセスからの副生ガス、廃熱からの回収蒸気などです。
大口自家発電施設者懇話会
アンケート調査結果(令和6年度実績)
総合熱効率が高い自家発電火力プラント
大口自家発電施設者懇話会
アンケート調査結果(令和6年度実績)
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熱も有効活用して高い総合熱効率を達成
自家発電は、単に工場で使用する電力だけを供給しているのではなく、蒸気や温水など、熱エネルギーも同時に供給しており、大口自家懇の会員事業所の平均の総合熱効率は57%
※1)
にも達しております。これは資源エネルギー庁ベンチマーク制度(火力発電効率B指標)の目標発電効率44.3%(発電端HHV)以上と比較しても非常に高い値といえます。
※1)大口自家発電施設者懇話会アンケート調査結果(令和6年度実績)
自家発電プラントの出力(発電・蒸気)内訳
自家発電は、排熱回収蒸気も積極的に利用し、コージェネレーションとして効率的な運用が行われています。
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